ALCANTALA

MADE IN ITALY / JAPAN

1970年。東レの研究者、岡本三宣氏が新たなマテリアルの製造法を確立した。スエード調のなめらかな起毛感とラグジュアリーで美しい発色、そして特筆すべきは高度な耐久性と難燃性である。それは当時の技術力を遥かに上回る画期的な発明であった。ちなみに毛髪の400分の1という原糸の細かさは、400gの生地を繊維として解きほどくと、その長さは月まで届く程の長さである。2年後の1972年、東レ社とアニッチ社の合弁会社によってイタリアに『アルカンターラ』の工場が設立された。当時はファッション業界での採用が主であったが、1980年代にランチア社で正式採用されたことを皮切りに、自動車内装として世界各地で広く浸透してゆくこととなる。現代ではハイグレードなモータースポーツ・インテリアの代名詞として国内外の車種で目にする事も多いが、我々NEGRONIのレザーグッズやシューズの内装で使用しているアルカンターラは主にイタリア国内で使われていた“非常にリミテッドな生地”のみである。

MODEL LINE UP